基本の和裁道具 : 文鎮

着物を縫う人にとって必需品といえるのが和裁道具。
その中でも、着物を縫うとき、特に必要な 基本の和裁道具 を仕立てのプロが紹介しています。

着物を縫うために必要な道具は、「和裁道具」カテゴリに掲載しています。 
他の道具も合わせてぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

和裁用文鎮

基本の和裁道具

基本の和裁道具

文鎮の種類

下の写真の銀色の文鎮は、すべて着物を縫うときに使うものです。大きさ、重さ、メーカーが違うだけで、用途は同じです。右端の白い布に包まれた文鎮は、”地直し”の時に使います。

Types of sewing weights
Sewing weight
文鎮

文鎮の重さとサイズ

和裁用の重りは、約1.9kgから3kgまで、さまざまなサイズがあります。
私は5種類の文鎮を持っていますが、実際に使っているのは2種類です。

タキイ製文鎮(小)

幅 54mm, 長さ 130mm, 重さ 1.5kg

Bunchin
Sewing weight
文鎮
Sewing weight made by Takii

タキイ製文鎮(大)

幅 60mm, 長さ 200mm, 重さ 2.7kg

Sewing weight

DSKK製文鎮 (地直し用)

幅 26mm, 長さ 400mm, 重さ 1.9kg

Ironing weight

着物を縫うときに使う文鎮

コテを当てる時に使用します。
文鎮(小)2個で布を押さえ、その間にコテを当てます。

Sewing weight

地直しの時に使う文鎮

地直し用の文鎮は、反物幅全体を抑えることができます。

Ironing Weight

パターンウエイトで代用可能か。

パターンウェイトは軽すぎて、和裁には向きません。重りを何枚か重ねれば代用できるかもしれませんが、長方形の和裁用重りのような使い勝手は望めません。

KOTAROオンラインショップ

タキイ製文鎮(小)を販売しています。絹物を縫うようになったらぜひ欲しい道具です。

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この記事を書いた人

M KIMONO

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