くじら尺を数字だけで表すときのルール

和裁の世界ではまだまだ鯨尺を使っている人が多く、私もその1人です。
今回は、くじら尺を「尺」「寸」「分」という漢字を使わずに表記する場合について解説したいと思います。

くじら尺の基本

くじら尺の単位と読み方

厘:り
分:ぶ
寸:すん
尺:しゃく
丈:じょう

各単位の関係

くじら尺では、「分(ぶ)」が基準です。

1/2分=5厘
1分:基準
10分=1寸
100分=10寸=1尺
1000分=100寸=10尺=1丈

くじら尺のものさしがあると、分かりやすいです。
実寸代くじら尺ものさしの資料を参考にしてみてください。
ダウンロードは、資料一覧からできます。

くじら尺

くじら尺を数字だけで表す方法

くじら尺を数字だけで表すとき、「分(ぶ)」を基準に表記します。

5厘= 0.5
1分= 1
1寸= 10
1尺= 100

例えば、「4尺3寸5分=435」と書きます。
読むときは、435 を「4尺3寸5分」と読みます。

《その他の例》
3尺=300
6寸=60
5分=5
2分5厘=2.5

という具合です。

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